過去のチュータのひとりごと

(2014/05/18)チュータのひとりごと 第422回(平成26年度 第62回 体育大会 テーマ「Over the Top」―限界のその先に―)

 今年度の体育大会を5月11日(日)に実施した。

 1週間前の天気予報では,日曜日は雨ということで心配をしていた。いろいろな人の願いのおかげであろうか,当日は見事に晴れの天気をいただいた。

 これくらいありがたいことはない。翌日が雨風の天候だったことを考えると,たった1日違いで雲泥の差があると感じた関係者が多かったのではないだろうか。

 

 今年度の体育大会のテーマは「Over the Top」― 限界のその先に ―であった。

 わたしはこのテーマを聞いたとき,「on the top」という表現を思い出した。生徒たちに,英語の「on」は接触を表すので,「上に」という意味だと思っていると,とんでもない誤りをすることがあると常々述べてきた。

 

 開会式と閉会式の挨拶を紹介したい。(一部省略および補填)

 

開会式

―― 皆さんも英語の授業で習得していることと思いますが,onではなくoverであることに注目してください。

 onは接触しているけれども,over は触れていない,つまり topにくっついているのではなく,topを離れて超えているのであります。

 皆さんの前で「change & challenge,変革と挑戦」と何度も繰り返して述べていますが,

「Over the Top」はまさしく,チャレンジの姿を現す見事なテーマだと思います。

 皆さんのそれぞれが,自分の持つトップだと思っている能力のその先に,さらに力を発揮する部分があるのだということだと思います。

 今日一日,自分の持つトップを,そしてクラスの持つトップを,そして学年の持つトップをさらに学園の持つトップを超えるプレイを楽しみにしています。

 57期高Ⅲ生を頂点とする皆さん,しっかりと思い出づくりをしていただくために,真剣なプレイを見せてもらいたいと希望を述べておきます。――

 

 

閉会式

 ―― 今日は三つのことに感謝したいと思います。

 まず,君たちの「Over the Top」の真剣なプレイ,

 そして,ご父母,ご家族の皆様に最後まで残っていただいて声援を受けたこと,

 そして,最後は天気への感謝です。1週間前は雨の予報でしたが,このような天気をいただき,本当にありがたいことと感謝しています。

 

 特に高Ⅲ生のアトラクションのダンシングは「Over the Top」に値する演技でありました。

(ここで,高Ⅲ生に立ってもらった。)

 高Ⅲ生の雄姿に拍手を送りましょう。

 

 さて,本日の体育大会,フライングに対して厳しい対応がありました。

 体育大会実行委員の頑張りに対して拍手を送りたいと思います。

 また,5月に行うために,体育科の先生方にもご尽力をいただきました。ありがとうございます。

 

 皆さんのプレイを見ているとき,ふと,ある考えが浮かびました。

 「Over the Top」は高Ⅲ生の今後のことに触れたものではないかということです。

 皆さん個人個人が持つトップの成績を超える実力をつけていただき,来年の3月に見事,合格の栄冠に輝いてほしいと述べて,講評とします。――

 

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