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(2014/11/30)チュータのひとりごと 第442回(第3回愛媛県私学振興大会)

 第3回愛媛県私学振興大会を11月22日(土)に国際ホテル松山で開催した。

大会スローガンは次のとおりである。

―愛媛県私学教育の可能性を最大限に発揮するために―

○私立高等学校等経常費補助の維持・拡充

○保護者の教育費負担の公私間格差の是正

会長挨拶の一部を紹介したい。

 

 本日は,お忙しいところ,愛媛県知事・中村時広様,県議会議長・明比昭治様,そして自民党私学振興議員連盟会長,岡田志朗様を初めとし,私学振興議員連盟の県議会議員の先生方にご臨席賜りました。日頃より,愛媛県私立学校教育の振興につきまして,ご理解,ご協力をいただいております。この場をおかりしまして心よりのお礼を申し上げます。

 愛媛県には私立中学・高等学校が21校あります。

 それぞれの私学は,各校独自の建学の精神を堅持しつつ,「親と子と先生」の三位一体の教育を実践し,日々学校づくりに励んでおります。

 わたしたち愛媛県の私立学校は,「私学は一つ」「教育は私学から」の理念と誇りを持ち,個々の学校の特徴を出しつつ,私学としての情報を共有するべく努力を重ねています。

 私立学校は,アインシュタインの名言,「We exist for our fellow-men.」(人間は他人のために存在する)という言葉通り,私学それぞれの建学の精神のもと,世のため人のために役立つ人材を輩出してきました。

 さらに,後輩となる生徒たちを育成し,今後も愛媛県,さらには日本,そして世界に役立つ人材を育成するために,それぞれの学校のビジョンを持ち,常にチェインジとチャレンジ,変革と挑戦を重ねてまいります。そして本県及び日本の教育の発展のために努力し続け,子供たちを安心して託すことの出来る私立中学・高等学校であり続ける所存であります。

 

 私学の経営基盤は,保護者からの学納金と私立高等学校等経常費助成費補助から成り立っています。

 平成20年度と21年度の2年間,愛媛県の運営費補助金は国の標準単価よりも低い金額でありました。

 しかし,平成22年度,県費補助の増額により国の標準単価まで増額していただき,さらに,その後4年間,標準単価を維持してくださっていることに,知事をはじめ,県関係の皆様に心より感謝を申し上げます。

 ただ,それでも,26年度分を全国と比較しますと,中学は全国9位で全国平均を上回っていますが,高校は全国47都道府県中39位となっており,全国平均には達していません。また,四国四県の中でも最下位となっています。

 何とか全国平均に近づけてくださいますよう,知事をはじめ,県関係の皆様のご尽力を切にお願い申し上げます。

 

 のちほど,5校の代表の保護者の方々に,子供達のいきいきとした姿やその成長をお話ししていただくことになっています。

 

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