毎年4月になると,松山市と愛媛県の校長会が行われる。
松山市の校長会は小学校と中学校の校長が集まり,愛媛県の校長会は県立学校の校長が集まる。
この会議に私立学校も参加させていただき,様々な情報を得ている。
松山市の私立学校で中学を持つのは,本校のほかに3校あり,数年前にお願いをして仲間に入れていただいた。
それまでは,市内の中学の情報は全く手に入らず,何をどのように教育しているのかということについて知る機会はなかった。
市内の小中学校の校長との話し合いで,お互いの情報交換ができるようになったことは,双方にとって利するところが大きいと感じている。
県立学校の校長とは,進学の情報を交換するケースが多い。
話の中で,愛媛県の今年の東大現役合格生徒数について言及があった。
発言なさった方は,県立高校を意識していらしたようであるが,わたしは,本校に対しても,「東大現役合格を頑張ってほしい。」というエールだと受け取った。
本校は生徒やご父母に対して,現役の合格数値目標を発表している。
世界的教養人,愛と光の使徒を育成するという立派な建学の精神を持つ進学校として,「親と子と先生」の三位一体で努力を重ねたい。