過去のチュータのひとりごと

(2015/05/10)チュータのひとりごと 第456回(新人歓迎会)

 今年度は本校に新しく2名の方をお迎えし,先日,新人歓迎会が行われた。

 

 まず,理事長の挨拶があり,校長挨拶が続く。

 

 校長挨拶の一部を紹介したい。

 

 ――ようこそ,愛光学園へ。

 お二人に前もってこんな質問をしてみました。

 「愛光学園を一言で言うと,どのような表現になりますか。」

 お一人は「勤勉」,もうお一人は「at home」とお答えになりました。

 これが愛光学園という職場の雰囲気をストレートに表す言葉だと思うと,大変うれしく思います。

 

 さて,生徒指導について,特に若い先生方にアドバイスをしたいと思います。――

 

 ここで,「致知」に連載されている「日本の教育を取り戻す」の中で,占部賢志氏が熊本市の名校長の言葉として「情を治める」という言葉を紹介していたので,この言葉を先生方に紹介した。

 「生徒指導は生徒の喜怒哀楽を情をもって治めることではないか。」という言葉である。――

 

 わたしは,若いころは,この逆を行っていたという言葉も付け加えた。

 具体的な指導方法にいくつか触れて,最後にもう一度,「生徒指導は生徒の喜怒哀楽の情を治めること」と述べて,話を締めくくった。

 

 歓迎会のメインは,何と言っても,新人紹介である。

 

 歓迎会を含め,このような会の幹事は部署別に順番に回ってくる。中でも,司会の担当になると緊張する。もちろん,新人の二人が緊張しているのは言うまでもない。

 

 それでも,新人のしっかりした受け答え,司会の質問の工夫や,発声の歯切れの良さも相まって,スムーズに進んで聞きやすかった。

 出し物も披露され,会はなごやかに進行した。

 途中で,教員から突発的な質問が出たりと,予定通りに進まないところもあり,それがおもしろい。

 

 授業においても,教案通り進まないところに面白味が増すことを考えると,相通じるものがあるという思いが心の中に浮かんだ。

 

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